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最近、俳優の草刈正男がネットでちょっとした話題になっています。それは、テレビコマーシャル。タキシード姿の草刈正男が汗だくで草刈機を運転している画面に、大きく「おれは、草刈だ」と文字が出る、というなんともベタな演出。
けれど、実際になんどかそのコマーシャルを見た私は、典型的なおやじギャグの「ベタさ」こそがこのコマーシャルの「ねらい」だと感じました。ちかごろこれほど印象に残るコマーシャルはありません。「ねらい」は的を射たといっていいのではないでしょうか。 草刈正男というと、その際立ったルックスのよさで売ってきた人ですが、俳優としての実力も超一流だと思っています。『古畑仁三郎』に出演したとき、田村正和とがっぷり四つ、一歩もひけをとらない芝居をしたのには驚かされました。「この人はいつのまに、こんなすばらしい役者になったのだろう」と思ったのです。 つい先日、彼がNHKのトーク番組に出ているのをたまたま見ました。あいかわらずのダンディぶりでしたが、そこに作った感じはまったくなく、あくまで自然体、いやみなところが少しもありませんでした。 彼は意外な苦労人で、幼いときにお父さんを朝鮮戦争で亡くし、小学生のころからアルバイトをしていた、という話を以前聞いたことがあります。そうした苦労をまったく感じさせないスマートさは、彼の持って生まれたものかもしれません。けれど、現在の円熟したダンディズムは、人生の中で自ら身につけたもののような気がします。 「これからやってみたい役は?」という質問に「なんでもやってみたい」と答えていました。還暦にして、彼はなお「青春」を生きていると感じました。 PR |
